お知らせ


第103回(2021年6月)試験より,2級以上の出題形式を一部変更し,新しい形式の問題を導入します。

3月試験の受験案内冊子に同内容を掲載しておりますが,変更時期を明記しておりませんでした。
ここに訂正してお詫びいたします。

 中検は日本語に立脚し,日本語を母語とする方を中心に,その中国語のレベルを高い精度で測るべく,絶えず点検・調整を続けています。それと同時に日本社会も国際社会の一員としてグローバル化が進み,語学教育とそれに伴う検定試験も目まぐるしく変化し続けています。変化の特徴の一つとして,文法や語彙知識の習熟度を測るかたわら,コミュニケーション能力の測定も重要視されるようになってきていると言えます。そのため,大学入試共通テストを含め,日本の多くの検定試験においてCEFRの基準が参照されるようになっています。
 このような状況の下,中検も念入りにコミュニケーション能力を測る試験としての側面から点検を行い,その結果,現行の試験問題が中国語によるコミュニケーション能力を測る試験としても十分に機能していることを確認できました。
 ただ,コミュニケーションが話し手と聞き手の間に双方向に行われるものだとするならば,そこにことばの運用能力として発信能力と受信能力とが必要だと考えられますが,筆記を中心とする検定試験は発信能力を測る部分が相対的に弱い宿命を持ちます。この弱い部分をカバーするべく設計したのが新形式の問題です。言い換えれば,新形式の問題はコミュニケーションにおける発信能力を測ることを主旨とするものです。
 新形式の問題は,2級以上の級に導入し,筆記5の一問として設定します。

出題例

“看电影”について,以下の語句を使い,50字以上80字以内で中国語の文章を書きなさい。(センテンス数の制限はありません。)
  “喜欢” “星期六”

解答例

我很喜欢看电影,上周星期六我和好朋友一起去看了一个日本电影。那个电影说的是日本年轻人的故事,很有意思,我也知道了许多日本年轻人的事。

2級,準1級,1級は,それぞれ使う語句の数と要求される字数が異なります。
なお,新形式の問題導入に伴い,筆記4と5において次の変更を行います。

筆記 2 級 準1級 1 級
問題形式 問題数 配点 問題形式 問題数 配点 問題形式 問題数 配点
ピンイン
+日訳
2問 4点 ピンイン
+日訳
2問 4点 日訳 2問 20点
2問 14点 2問 16点
中訳
+新形式
4問 16点 中訳
+新形式
2問 16点 中訳
+新形式
2問 16点
1問 6点 1問 8点 1問 8点

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