お知らせ


皆さまからお寄せいただきました第100回試験への意気込みを紹介いたします。

第100回中検に向けて

海野 祥子

 第100回中検では,4級に挑戦します。
 私は独学で中国語を勉強しており,第98回中検で準4級に合格しました。独学でしたので学習の進め方や継続などに困りながらも,受験したいという意志だけは強くありました。
 中検のホームページで講習会の存在を知り,受講しました。講習会での大塚秀明先生との出会いが,中国語学習にあたって困っていたことがたくさん氷解していったように思います。もし関東エリアにお住まいで,同じように学習に悩んでおられる方は,ぜひ一度参加されてみてほしいです。
 また,私の住まいは訪日の中国人の方が多く,何度か駅の券売機で切符の買い方を尋ねられました。そのような状況ですので,勉強した中国語を実際に話していきたいとも思います。ゆくゆくは訪中して,私が大好きな書の展示などを見にいきたいです。
 まだまだ中国語学習の道のりは半ばにも満ちてはいませんが,様々な機会に恵まれた環境にいることは確かです。このまま,そしてこれまで以上に,勉強を続けていきたいと気を引き締めている次第です。

“活到老,学到老”

尼崎武庫川園 山口 寛

2014年秋,私はついに60歳で定年退職を迎えた。一つの束縛から解放され,ネットで動画を見たりゲームをしたりもしたが,こんな生活ではだめだ,何か有益なことに取り組もうと思いついたのが,「中国語学習」だった。別に英語でもよかったし,語学や学問である必要もなかったが,たまたま隣の大国の人々が話す言葉で,身に付けて損はないと思い始めた。
 勉強を始めてしばらくしたころ,街で中国人から片言の英語で道を聞かれた。私はその人が中国人だと思ったので,下手な中国語で返事をすると通じたし,相手もたいそう喜んでくれ,その時から本格的に学習に打ち込むようになった。
 その後検定試験があるということを知り,3級までは比較的早く合格,その後時間はかかったが第98回にやっと2級に合格した。残された時間は多くはないし,若い人には無理だよと笑われるかもしれないが,準1級の合格を目指して第100回にも挑戦するつもりだ。
 私の連れ合いが,一度カシュガルのほうに行ってみたいと言っているので,「任しとけ。必ず連れて行ってペラペラ人と話しながら案内をしてやる」と約束してしまったので,もう後に引けない。70歳になるまでには何とか一緒に旅したいと思っている。その夢の実現が日々のモチベーションを維持する力になっている。“活到老,学到老”だ。

効果的な学習方法の模索

MBIカルチャースクール 池乃 大

 中検2級が受からない。3級までは順調に受かったが,2級でグンとレベルが上がる。2級は語彙量が要求されるため,付け焼刃では受からない。故に,日々の学習の継続が合格の鍵である。私が学習を習慣化するために取り組んでいる事柄は以下の通り。
①風呂でリスニング……時間を有効活用するため,防滴スピーカーを使って風呂で中国語のリスニングをしている。中検過去問のリスニングを聴き,百均で購入したお風呂クレヨンで壁面に解答する。これだとゆっくり入浴でき,入浴中も時間の無駄にならない。
②中国のソーシャルゲームの活用……最近ソーシャルゲームとよばれる,スマホ等でできるネットを介したゲームが若者の間で流行している。もちろんこれは中国でも盛んに開発されている。中国産ソーシャルゲームは説明,セリフ等が全て中国語で,中国語音声もある。遊びながら勉強もでき,一挙両得である。
③単語カードアプリの活用……単語カードアプリを使えば,スキマ時間を有効に活用できる。登録した単語をランダムに出題する機能もある。また,誤答した単語のみを再度学習する機能があるアプリもある。アプリによっては中国語で単語を読み上げるものもあり,リスニングの練習にもなる。手軽に学習できるのが最大のメリットである。
④学習習慣化アプリへの登録……学習習慣化アプリはSNSの一種で,1日1回学習記録をアップし,互いに誉めあったり励ましあったりして学習の継続を図るアプリである。仲間と一緒に勉強に取り組むことで,勉強することに責任感が出てくる。仲間同士で質問しあうなど,楽しみながら勉強を継続できる。
 このようにガジェットを利用することで,時間の有効活用ができたり,楽しみながら学習できたりする。インターネットやスマホの登場で学習環境も大きく変わりつつある。文法等の学習はやはり参考書が有効だが,新しい学習方法がどれほど有効かを中検2級の受験で証明したい。

作为我的学习里程碑

株式会社富士通研究所 佐々 匡昭

   我从2013年开始学习汉语,一转眼今年已经进入第六年了。我记得以前有位汉语老师在课堂上说过:“在学习外语过程中,学习时间和语言能力成正比关系”。我相信老师说的这句话,为了要验证这句话究竟是真的还是假的,至今为止不断学习汉语了。虽然我知道汉语里有一个成语叫“学无止境”,假如学习有天涯海角的存在,我希望有一天我可以站在那里,就能亲眼看看那里有怎么样的世界。
   我不是外语系的毕业生,所以无法讲述详细的情况,至少在日本,我觉得只要不是主修汉语系的大学生,学习汉语的环境就可能会不齐全,也许与英语相比的话更明显,我刚开始学习汉语的时候,没有意识到这种情况,因为学生也多,课本也多,教室也多,可是自己的汉语水平越高,会让人觉得孤独感越强。我居住的城市里都找不到适合我的汉语补习班了,现在为了参加上汉语的课程,每周一次特意乘坐两条花费一个小时的电车越境邻县去补习班上课。而且在我们的班里,学习目标根据学生的需求不同而不同,有的想保持自己的语言能力,有的想愉快地去中华圈旅游,还有作为社交场所来教室聊天的等等,只有两三个人和我一样为了想看学习尽头的世界而学习。
   我参加中国语检定来作为我的学习里程碑,它帮助我确认了现在的自己汉语水平,因为中国语检定考试不仅是发表及格不及格的结果,还把每个部分的得分明确给考生,让我们可以清楚确认自己的弱点,并且更容易树立今后的学习计划。没有参加中国语检定的话,我恐怕就会迷失学习的方向。我目前已经考取了二级,下次我打算参加准一级。“少年易老学难成,一寸光阴不可轻”,我认为我可能永远也不知道学习的终点在哪里,但是既然已经开始学习汉语,我希望一步一步接近终点那里!

第100回試験に向けて

岡本 啓伸

 第100回試験が3月22日に開催されますが私は2019年4月から少しずつ中国語の勉強を始めました。勉強を始めたきっかけは中国人のクラスメートと話す機会があり,私も中国語を話すことが出来たらもっと距離を縮めることができると思い最初は安易な気持ちで勉強を始めました。
 勉強を始めて約3か月後の第98回試験で私は中検4級を受験しました。まだ勉強を独学で始めたばかりで準4級から始めるべきだと周りからは言われましたがその時はとにかく熱中していて毎日のように勉強をしていたので自分ならやれると言う自信がありました。試験当日を迎えるまで,単語・文法を集中的に行っており,リスニングに対しての対策は全くと言っていいほど行っていませんでした。 試験当日はとても緊張したのを覚えています。まず,最初にリスニングの問題からだったのですが,全然聞き取れなくてとても焦りました。筆記では殆どの問題が解けて合格点に達した自信があったのですがリスニングは全く答えが合っている気がしなくてその日はとても悔しかったです。
 後日,合否の結果が郵送で送られてきましたらなんと,4級合格でした。第98回試験では難易度を考慮してということで,いつもは合格点が60点のところですが55点に引き下げられていて,私はリスニング55点筆記74点でまさかの合格を勝ち取りました。 その時の目標であった4級は合格したのですが私が本来中国語を勉強し始めた理由は,中国人のクラスメートと中国語で会話するためであり,私の中国語のレベルはまだまだそのレベルに達していません。3級は日常会話レベルと言われているので3級に合格できるだけの力を身につけていきたいと思います。
 11月に第99回試験が行われますがあえて第99回に申し込まずに第100回で受験する事にしたのでまだ時間は多くあるので前回の4級のようなギリギリ合格できた,で終わるのではなく高得点をとってさらに上の級につなげていけるようにしたいです。

第100回中検への再挑戦

本多 正吉

 中検が第100回という大きな節目を迎えるという。歴史を重ねた中検に改めて感慨を覚えるとともに関係者の多大な尽力に敬意を表したい。
 私自身の中検受験は,手元に保存している「合否通知」と「合格証明書」を見ると,初めての受験は2008年3月の第64回中検であった。3級と4級を同時に受けて,4級のみ合格した。3級は第65回と第67回から第69回まで5回受験して2009年11月にやっと合格できた。
2級は2010年3月第70回から断続的に2017年6月第92回まで延べ12回すべて不合格に終わり,「2級の壁」の厚さを痛感した。しかし,10年以上に及ぶ中検受験を通した中国語の学習は,自分自身のモチベーションアップとともに何度かの中国旅行などの会話の際に決して無駄ではなかったと実感している。
 ちょうど2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。私は都市ボランティア(シティキャスト)に応募している。希望勤務先の羽田空港での道案内などで中国語の「おもてなし」を実現すべく,毎週1回孔子学院で中国語を再び学び始めた。記念すべき第100回の中検2級試験への再挑戦で久しぶりの「合格証明書」を手にするために中国語学習に取り組んでいる毎日である。

第100回中検に向けて

下川 雅之

 漢字はとても興味深い文字で,日本・台湾・中国の漢字と同じ漢字でも大きく3種類に分けられ大変面白いと思います。2年前から書道を始め,現在は漢字部門の二段を目指しています。また,昨年発足した日本漢字学会にも参加させていただいております。
 さて,ここで本題に入ります。この記念すべき第100回目の中検は是非,受験したいと考えています。2015年に3級合格以来はや5年近くにもなりますので2020年3月では私にとってはまだまだ手強いのですが2級にチャレンジします。受験費用が7,200円と少々高めなので何としても今回で受かりたいと願っています。
 意気込みは英検・漢検・京検(京都検定)・そして中検は2級獲得シリーズの最後の目標ですのでがんばりたいと決意を新たにしています。私の勉強方法はどのような試験に対してもひたすらに過去問を解く一辺倒ですが,これが1番自分にはあっているように思われます。また,友人と2人で月1回ですが京都御所にて中検の研究会を行っています。昼食時に飲むビールが格別で,これが何よりも楽しみです。
 今後の目標は中国の他の言語例えば広東語等を勉強してみたいし,もし英語と中国語が話せる様になれば世界の3分の1の人々と一応話が出来る計算になるので本当に嬉しいことではありませんか。最後に夢のまた夢の話ですが,もし日本漢字学会に漢字についての論文が1本でも出すことが出来たらどんなに素敵なことでしょう。

第100回試験に向けた意気込み

河野 将佳

 中国語学習は,仕事で北京へ旅行した時に「もし言葉が通じればもっと楽しめるのでは」と思ったのがきっかけです。帰国後,留学生から中国語を教えてもらい,会話はできるようになりました。その後上海へ旅行した時も何ら支障をきたすことなく現地の方々と会話をすることができました。
 中国人と話すと本当に日本人なのかと疑われるほどにまで発音は鍛えられました。そこで,客観的な評価がどれくらいのものであるかを知りたくて中検を受験してみました。
 準4級から順番に受験していき,どこまで通用するか……。結果は散々なものでした。外国語の試験では,リスニングが対面でないことの難しさがよく言われておりますが,中国語もやはり難しいと痛感。会話だけでは試験は当然受かるわけもなく,そもそもピンインは覚えてないし文法も理解できていない。これでは中国語ができるとは言い難く,とても悔しい思いをしました。
それから5年以上が経過し,第100回ということもあり,改めて中検にチャレンジしてみます!とりあえず,3級あたりでしょうか……。

第100回中検に向けて

薬剤師 加藤 澄夫

 私は定年退職後に中国の大学で日本語教師として1年間鎮江市に滞在しました。簡単な日本語を使って,高校1年程度の国語の教科書を教えました。学生に発音を教えて貰う機会もありましたが,ほとんど日本語の日々でした。
 準4級は1回で合格したものの,4級試験は4回目に合格,3級試験は今までに3回不合格のままで現在に至っています。HSK試験は1~4級まで合格しています。特に語学学校に行くわけでもなく,ラジオ講座と検定試験の問題集を独学で自分なりに勉強してきました。もう68歳と若くはない自分ですが,中国語検定試験受験者の超劣等生なのです。
 週に3日は仕事をしているし,英語,ドイツ語,川柳,ピアノ,ジョキング,町会理事としての役割,旅行などの合間に中国語の勉強を少しだけ,こんな日々では一体いつになったら3級合格するのだろうと思っていました。
 そんな矢先に,中国の大学での教え子(女性)から,「南京市で開催する結婚式に出席して,通訳をつけるからスピーチをお願いしたい」との依頼がありました。折角の機会なので参加してスピーチをすることも引受けました。
 日本語で原稿を作成し,中国語に訳したものを教え子の1人(男性)に送信しました。彼から修正された原稿を清書して,1字1句辞書でピンインを調べました。このようにしてスピーチ原稿が完成したのが,結婚式の日の約1か月半前でした。
 彼が録音した模範のスピーチ原稿を聞きながら,50回ほど練習して彼に私の録音を送信したら,6割位は分かるがもっと練習すればもっとレベルアップしますよと,で更に4声の違いを意識しながら特訓して,計100回練習後に録音したものを彼に送ったら8割以上は分かりますと嬉しい採点結果でした。
 当日は朝の8時から夜の10時半頃まで,新婦側の主賓として結婚式,披露宴に参加して,500名以上の大勢の参列者の前で,スピーチ原稿を見ながら挨拶しました。誰もが,ごく簡単な中国語をスピーチの最初に言ってから日本語に切り替わるだろうと想像していたのに,最後まで約4分間中国語で押し通したことに,盛大な拍手を貰いました。そばに彼がいて,少し怪しげな箇所は,通訳のフォローがありましたが。
 この貴重な体験をして,中国語を学ぶ楽しさ,話す楽しさと通じるという実感から自信が出てきて,中国語を今まで以上に頑張ってみたい,来年3月の記念受験100回目の試験には,合格点を勝ち取ってやると意気込む老体の私です。

第100回中検に向けて

佐々木 勇

 私は中国語学習歴13年になります。中検は第65回に初めて4級を受験,合格してから第72回で3級に合格,3級4級共に一発合格しました。以後第83回,87回,89回,90回,92回と5回2級に受験していますが全て惨敗しています。2級になるととてもハイレベルで,第89回にリスニングのみ合格基準点に達したのを最高に,どの試験も平均点以下でした。毎回試験後に解答と解説を購入して見直しをしています。リスニングの短文,筆記の問い2は毎回自信がありますが,そのほかの間違いが多いのです。
 特に筆記は見たこともない,発音もピンイン,声調符号もわからない単語が出題されていて苦しめられています。受験していない回は中検のホームページから試験データを活用して勉強しています。私は中国語学習開始当初から週に1度1時間だけ,中国語会話スクールに通っています。いつか中国や台湾の人とネイティブな会話がしたくて。仕事が終わってから夜の授業ですが,毎週楽しみに通っています。
 「第100回試験に向けて」ということですが,3月の第4週目の日曜日は毎年会社の行事があるため,いままで3月は受験したことがありません。来年も変わりません。そのため,私は第101回に照準を合わせていこう思います。公私ともに忙しいですが,また2級受験再チャレンジします。おそらく不合格ですが・・・。あと半年以上ありますが,試験にむけてぼちぼち準備していこうと思います。 好好学习,天天向上!

第100回中検に向けて

昭和電線ホールディングス株式会社 戸田 正一

 この文章の執筆時点で,私は第99回中検の2級受験を申し込んでいて最後の頑張りの時期である。記念の第100回を受験することは,すなわちそれが不首尾に終わったことを意味する。
 北京に留学経験があって今も中国語翻訳をフリーランスとして行っている女房との共通の話題をつくるために始めた中国語学習,準4級→4級→3級までは1回の受験で難なく合格をすることができたが,2級の壁がなかなか突破できないでいる。
 会社員の身分であり,学習時間を潤沢にというわけにもいかず,通勤の鞄の中に入っている参考書を気力体力がある時に眺める程度の学習では,なかなか合格を確信できる水準に到達するのは難しく,過去問を試してみても「受かっても落ちてもギリギリ」が今の私の水準である。
 英語の大学入試で4技能を試す試験を導入しようとして混乱が生じている。中国語においても4技能を満遍なく伸ばしていきたいと私も考えているが,全ては2級に合格してからである。それは第99回になるか,記念の第100回になるか,それとも・・。

第100回中検に向けて

農業 神能 美奈

 私が中国語の勉強を始めようと思ったのは,今から11年前46才の時です。メロン農家であるうちが中国人実習生を迎えることになったのです。一番の心配は言葉でした。
 ある友達にその旨を話すと,なんとその友達は「私は中検3級を持っているの。4級だったら誰でも取れるから」というではありませんか!!そこで初めて中検の存在を知り,漫然と勉強するよりは目標を持った方がいい。「私も4級受けてみる!」と周りに宣言し,問題集を買い揃えました。7冊買いました。始めはあまりの難しさに放り投げそうになりましたが,「誰でも取れる…誰でも…誰でも…」の言葉が頭をこだまし,その言葉をバネに問題集を解いて解いて解きまくり,CDを聞いて聞いて聞き倒し,3年後初めての受験で合格しました!うれしくて友達に報告したところ「私,そんなこと言ったっけ?」……。今となっては友達の適当な発言に感謝感謝です!!
 調子づいた私は3級を目指すことにしました。問題集は12冊買いました。4年後受験。惜しくも2点足りず不合格。その翌年は合格することができました。
 私の勉強は短期集中です。仕事が農業なので農閑期である3か月しか勉強する時間はありません。受験も1年に1回,3月にしか行けません。間が空くのと加齢による頭の衰えで勉強を再開するときは大変でした。
 気分が乗らない日も,作っておいた日中訳文の単語帳を寝る前だけ少しだけ見ることにして,学習から離れないようにしました。 仕事で中国語を使っているかというと,実は言葉は,ほぼいらなかったのでした。仕草でわかるのと,若い実習生の日本語習得も早く,近年はスマホの翻訳アプリまで登場し,私の中国語の活躍はほぼ無く…。しかし,勉強していること自体に実習生は皆「おかあさん,すごいですね!」と言ってくれるし,温かい目を向けてくれます。私はその度,嬉しくなりました。
 3級が最終目標だったので,受験勉強は終わり。気は楽になったのですが,やはり目標がないと机に向かうことは無くなりました。3級の能力保証期間も経過しました。空虚さを埋めるべく,今年受験してみたら合格!!
 そうだ!これからは毎年受験してみよう。(思い立った次の受験が第100回。なんと切りのいい!)その動機は,①褒められたいから②脳トレになるから③札幌に行く口実ができるからです。これから,中検をライフワークに年を重ねていこうと思っています。(ほんとはしゃべれたらサイコーなんだけどなー)

第100回中検に向けて

坂田 彩乃

 今年の春,大学生になり初めて中国語に触れた。初めは“你好”“谢谢”“我爱你”の3つの言葉しか知らず,文法も日本語と異なるため,かなり不安があった。しかし段々と楽しさを覚え,私は更なる向上を目指し,中検を受けることを決意した。
 中国語の単語を覚えるアプリを入れ,また,SNSで積極的に中国の方とお話をするようにして学習している。スマートフォンを使った学習方法は通学中に気軽にできるためこの2つのアプリケーションを重宝している。また,文字で会話をする際にピンインを打ち込むので,単に単語を覚えるだけでなく,ピンインの勉強にもなる。しかしアプリのみだと漢字の練習が出来ないため,紙に漢字を書くことも怠らないようにしている。日本の漢字とは微妙に違う部分に注意し,発音しながら書くことで確実に頭に入れるようにしている。
 最終的な目標は,ネイティブの方と会話が出来るようになることだ。しかし言語をマスターするには,長い年月がかかることを覚悟している。そのため今は,今の自分のレベルに合った学習方法で勉強し検定試験を受け,段々と級を上げていきたい。

中検第100回を祝して

水原 嘉男

 私はラジオ講座から中国語を勉強し始めました。それからテレビに移り,当時は山本太郎氏とこまどり姉妹のような中国の双子のタレントがアシスタントであったと思います。ですから10年以上勉強していることになります。日本人らしく文法は得意ですが,ネイティブの前では一言も話せないという典型的な日本人でした。
 区の広報誌で中国語コースがあるのを知り,初めて話す中国語に触れました。先輩がカタカナで漢字にルビを振ってくれ,先生から当てられるのをやり過ごしました。生真面目に皆勤賞でしたが,発音がメチャクチャで,ネイティブには通じない日本人らしい外国語学習者でした。そのうちクラスメイトから,近くのラーメン屋で割引クーポンが発行されるという話があり,そのラーメン屋で話す羽目になりました。欲が出てきてネイティブと直に話してみたいという衝動にかられました。四声が異なったため,お店の従業員さんに笑われたことをきっかけに,一大決心をして,ネイティブに通じることを目標に勉強をし直しました。中検のホームページの過去問もすべて行い,『中国語の環』に掲載されていた古希で2級に合格された方を目標に,焦らず地道に勉学を続けています。
 そんな私にも春が来ました。第96回の中検で4級に合格しました。うれしかったのは,会社時代の旧友が私の合格を祝う会を催してくれたことです。また,区の生涯学習センターのクラスメイトとの新年会でも,劣等生の私を祝福してくれました。私は脳内出血の障碍者(1種2級)であるため,先輩には遅れてしまいましたが,十分価値があると思います。さらに3級を目指してラーメン屋通いを続けています。
 みなさんは邪魔をするって使ったことがありますか?“打扰”dǎrǎoですよね。私はラーメン屋で従業員さんがテーブルを拭いているのに粘って居座り続けた時に使いました。「私の存在が君の仕事の邪魔になるのでは?」の意味です。また,qi・chiの発音に不安があり,従業員さんに判定をお願いしています。
 3級突破の受験勉強は少しハードです。夜は10時30分の「レベルアップ中国語」を聞いて就寝。朝は年のせいか5時30分には起きます。8時15分の「毎日中国語」を聞いて活動開始。更に昨夜の放送を再生し問題の書き取りも行っています。

中国語検定と私

須﨑 恵美子

 中検が第100回を迎えられるとのこと,誠におめでとうございます。
 私が中国語学習に本腰を入れ始めたころ,NHKテキストの広告で中検のことを知りました。もうずいぶん前,準4級が新設されたばかりのころだったと思います。これは励みになる,とすぐ受験準備に取りかかりました。しかし,私の住む田舎町には大きな書店もなく,当時ネット通販もありませんでしたから,書籍の入手は困難を極めました。そして,中国語を勉強する人がまだ珍しく,「なんで中国語なんてやっているの?」と不思議がられもしたものでした。そんななか,目標を定めて地道に受験を続けました。4級,3級と合格していきましたが,準2級(現2級)で足踏み状態になりました。その間に結婚,出産があり,勉強時間の確保も難しくなりました。あまりにも時間がとれず,イライラして「もうやめた!!」と問題集を押し入れにしまったこともありました。
 4度目の挑戦だったかと思います。やっと準2級に合格したときは,7か月の娘を抱き上げて大喜びしました。やめてしまわなくてよかった!と思いました。しかしその後,2人目の出産,仕事の忙しさなどもあり,中国語はやったりやらなかったりの状態が続きます。子どもたちがだいぶ大きくなったころ,また中検をめざそうと思い始めました。
 次は準1級です。4級をめざしていたころは,こんなときがくるとは思っていませんでした。雲の上の存在だったのです。やはり,そう簡単には合格させてもらえません。3回目も4回目も5回目も,どうしても合格できませんでした。途中,中検を離れ,漢検準1級をめざし勉強しました。少し離れたところから中国語を見つめるよい機会になった気がします。漢検準1級は一発で合格し,また中検に戻りました。
 7回目でやっと,準1級に合格しました。しかしそこで「燃え尽き症候群」が出てしまいます。また中国語をやらなくなってしまいました。その頃には中国語学習がメジャーになっていて,もう「なんで中国語を勉強するの?」なんてきく人もあまりいなくなっていました。私よりずっと後で学習を始めた人に追い越されていくのを感じ,じっとしていられなくなってきたのです。
 ずっと机に向かい一人で勉強していましたが,会話ができるようになりたくて教室に通い,とにかく外に勉強しに行くようになりました。中検指導にとても熱心で信頼できる先生との出会いもありました。準1級取得者である私に「ぜひ力を貸してほしい」とおっしゃっていただいたときは本当に光栄に感じました。しかし,しばらく中国語学習から離れてしまっていたので,「準1級持っています」と胸をはって言えなくなっている自分に気づきます。もう一度,準1級に合格して,自信を持ってそう言える自分になりたい。来たる第100回検定が,ちょうどよい機会ではないかと考え始め,今再受験に向けて勉強中です。
 私の中国語学習の歴史は,中検とともにありました。他の試験も受験してきましたが,やはりベースは中検です。これがなければ,今も中国語を続けていたかどうかわかりません。合格時の達成感,喜び,そして不合格となっても,それを乗り越える粘り強さ,中検に教えられ,養われてきたと感じています。これからも,中検が中国語学習者の励みであり続けることをお祈り申し上げます。

第100回中検に向けて

A・I

 中国語を学び始めたのは大学1年生の時で,大学の第2外国語として学び始めました。次第に中国語の勉強に力が入り,2年生になると中国を第1外国語に変更し,卒業まで毎年中国語の授業を取り続け,中検3級を取ることができました。
 その頃一度だけ当時の準2級を受験しましたが力及ばず,社会人になってからは学習時間の確保が難しくなり,中国語学習から遠ざかった時期が続きました。
 数年後,中国語学習を再開した時には,まずは自分の立ち位置を知るために中検3級を再度受験するところから始めました。コンスタントに勉強を続けた結果,中検2級に合格でき,中国に個人旅行で行くようにもなりました。趣味の中国語学習ですが,私にとっては人生の大事なパートナーです。
 改めて自分の中国語学習を振りかえると,中検はマイルストーンの役割を果たしています。今の私には3級から2級への壁以上に準1級の壁が目の前に立ちはだかっていますが,そこを乗り越えることで自分の中国語力(特に読解能力)の向上が約束されると信じ,第100回の中検に挑戦したいと思っています。
 そして,会社員生活もゴールが見えてきた今,中国語学習にいっそう邁進して中日翻訳へのチャレンジや現地で勉強する夢をぜひともかなえたいです。

第100回中検に向けて

小野 大二郎

 私が初めて中国語に出会ったのは大学の外国の講義でした。英語が苦手で同じ外国の中国語に対しても苦手意識がありました。しかし,講義を受けている内に中国語の楽しさを知りました。その延長線上で中検がある事を知り,どのくらい出来るのか軽い気持ちで4級を受けましたが全く出来ませんでした。その時,大学の講義と検定試験では問題レベルは違うのかと驚きました。
 次は一段レベルを下げ,準4級を受けましたが合格点に4点足りず不合格となりました。「次こそは!」と思い当時最新のテキストと問題集が1冊に収録されている本を購入し勉強して前回と同じ準4級に挑んだところ,なんと合格点に2点足りず不合格となりました。「あと一問正解していれば履歴書に書けたのに」「もう少し勉強すれば…」と後悔しました。それから現在,約2年間中国語の勉強を全くしていませんが大学を無事に卒業したので第100回という大きな節目の回に向けて,もう一度真面目に勉強し今度こそ準4級に合格し履歴書に書けるようにがんばりたいと思います。

第100回中検3級合格を目指して

株式会社マルユメ柴田水産 柴田 文子

 私が中国語を学ぼうと思ったのは会社で技能実習生を受け入れる為でした。日本語を学んでから入国をしますが,やはり私も簡単な中国語ができた方が良いと考えました。それから数年が経ちました。何となく勉強をしても,上達する訳がありません。でも実習生達とはそれなりにコミュニケーションは取れました。ただ,何か心配事があっても相談にのることはできません。もう少し上達したいと考えるようになりました。
 意を決し,中検の受験を決めました。それが第99回でした。私の住む北海道では札幌会場しかありません。車で高速道路を使用し,5時間かかります。大変です。行くからには必ず合格したいと思い,日々勉強です。幸い,周りには中国人がたくさんいます。本人達も日本語を勉強しているのでお互いに教え合います。また,日本人の私が中国語を学んでいる姿を見て,彼女たちにも刺激になっているようです。
 声調が苦手なので何度も何度も聞いて学習しています。今後の目標は第100回の検定で3級に合格する事です。そして最終目標は2級と考えています。今の私には2級がどれだけのレベルか想像がつきませんが,中国から来る技能実習生が安心して働けるようにがんばりたいと思います。

中国留学の経験を活かして

中央大学 A・Y

 私と中国語との出会いは,今から遡ること15年前のことです。高校2年生の当時私はニュージーランドへの短期留学の機会を得ました。英語で英語を学びたいとの気持ち1つで日本を飛び出しました。ニュージーランドでは,現地の生徒とともに学ぶ授業に加え,多国籍のクラスもあり,切磋琢磨できる環境が非常に強かったことを記憶しています。
 当初の私は,学校内では不慣れなため右も左もわからず,授業の教室を探すことで貴重な休憩時間を目一杯使い切ってしまう日々を過ごしていました。学校外でもなかなか上手くバスに乗ることができず,乗り過ごすことも珍しくありませんでした。そのような時,親切に声をかけてくれた人がいました。中国福建省からの留学生,張思さんでした。彼女と私は同じ歳ですが,彼女はすでに中学1年生の頃から留学をしていたため,ニュージーランド生活は5年目ということになります。意気投合するまでに時間は全くかかりませんでした。彼女から,学校生活における知識全般を始め,その他市内の名所や人気スポットなど数多くのことを教わりました。その中において,私が今日において深く印象に残っていることは,彼女から中国語を教わったことです。人生で初めて中国人から中国語を教わった瞬間でした。中国語の“一,二,三”,「こんにちは」など日常の簡単な単語から,地名,国名,有名人の名前の表記の仕方など,多岐の分野にわたる中国語や漢字(簡体字)を教えてもらいました。また,食事を共にした際にも,日ごろ何気なく使っているお箸1つをとってみても,異国の地であり,フォーク・ナイフ文化のニュージーランドにおいて,お互いが違和感を抱かずスムーズに使いこなせているのは,やはり中国文化にとても親近感を感じた瞬間でもありました。このような「中国」を体感的に肌で感じ,学ぶ機会に恵まれた私は,気が付いた時には,漢字(簡体字)の魅力にどんどんと惹き込まれていました。
 実は,私が彼女と出会ったころは(2005年頃),過去最悪といっても過言ではないほどに日中関係が悪化していました。テレビから映し出される「中国」は,連日批判の嵐でした。日本国内にいたとき,私は何一つ疑問を抱かずにメディアから流れてくる情報に依拠し,さらに先入観をも抱き,故に深く印象づいてしまっていた部分が大幅にありました。しかし,ニュージーランドで出会った彼女を目の前にしたとき,果たしてそのメディアからの情報や内容が本当に正しいのかどうなのか。自分の目で見て体験していない「中国」に対して,勝手に抱く印象でよいのだろうか。私は,自らの実体験に依拠し,考え,そのプロセスから感じた印象を抱きたいと考えるようになりました。このことは,のちに私が「批判的思考」の重要性を持ち,日々の生活において危機管理の意識を持つに至ったきっかけの1つになりました。
 実際に現地中国へ赴き,多角的に「中国」を知りたいと思い,高校卒業後,上海へ留学を果たしました。中国語で中国語を学ぶ楽しさ,語学のみならず,文化を知り,学んだことを活かしていく必要性。上海留学のすべてを通して,私の人生の「道標」を修得することができたと感じています。
 私にとって,第100回中検の受験に挑戦するのは数年ぶりとなりますが,以前の取得級である2級の合格を果たすことに加え,ただただ文法や過去問を解いて点数を獲得することに重点や目標を置く勉強法ではなく,楽しく,「中国を学ぶ検定」に挑戦したいと考えています。

中検第100回試験に向けて

吉冨 玲子

 私が中国語の勉強を始めたのは3年半ほど前です。仕事で中国や台湾の方と関わるようになり,自分で中国語をもっと理解したいと思い,始めたのがきっかけです。ちょっと独学で勉強してから試しに準4級と4級を受けたのですが,4級にいたってはどこの問題をやっているのかもわからない状態でのスタートでした。中検を受験した後は講習会を受ける事を繰り返しているうちに4級に合格できました。
 4級から3級へはちょっと苦しかったのですが,中検の通信添削講座を利用させていただきました。とりあえず必死に調べて毎回提出するのを心掛けたところ,3級の過去問も理解できるようになり,その後何回か受験しては復習し,なんとか去年3級に合格出来ました。
 3級の勉強をしている時に,「私の夢はオリンピックのボランテイアになる事です。」というリスニングの問題があり,それがきっかけでオリンピックボランテイアにも興味を持っていたところ,2017年9月に中検ホームページに「東京2020大会に向けた東京都観光ボランテイアの募集」が載っていました。これに採用されれば,無条件にオリンピックボランテイアになれるとのことで,とりあえず英語で応募したところ採用されました。中国語は中検2級以上とのことでまだまだ無理でした。現在,東京都観光ボランテイアとして活動して2年目になります。観光客の方は各国から来られているので,「英語だけです」とは言っていられません。中国の方に,道や場所を聞かれることが何度もあり,その度に勉強したことが活かされるので,楽しみであるとともに,勉強継続へのいいモチベーションにもなっています。
 中検第100回には2級に挑戦する予定です。実力はまだまだですが,もっとリスニング力も上げて,東京2020オリンピックではいい「おもてなし」ができるようにがんばりたいと思います。中検をやっていなければ,このような経験をすることもありませんでした。この場を借りて協会の皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

中検第100回試験に向けて

三重大学 小西 凌

   二〇一八年六月,我通过大学的研修去了中国,和中国大学的学生交流。那时候起我开始学习汉语。中国学生勤奋学习的精神打动了我,我想用汉语跟他们交流,也想更了解他们。
   我现在已经学习一年多了。我考过了汉语考试四级。上个月我在三重县中日友好协会演讲会上获得了大学生比赛金奖。我很感谢教我的老师。老师,谢谢您。
   我今年大学毕业后,打算考研究生。我的专业是教学法。我对中国的教学方法和中国学生的勤奋很感兴趣。
   我还计划去中国留学,我要通过学习和研究到的东西,更进一步地促进日本教学发展。

中検第100回試験に向けて

森下 ゆかり

 2015年秋から区民センターの初級中国語クラスに通い始めました。1年が過ぎた頃,発音も自信がなく,ピンインもまともに読めない,ただ何となく通っていても上達しないし,先生にも申し訳ないと思い始めました。ちょうどクラスの人数も減少し継続が難しくなり,違うクラスに入ったらピンイン無しでテキストを音読していたので驚きました。ピンインが読めても発音の仕方がわからなければ声に出して読むことは出来ません。北京出身の先生からは発音が大事だと教わっていたので発音の本を購入し練習しました。発音が少し出来るようになるとピンインの読み方がわからないから音読に自信がもてず,ピンインの読み方を勉強しながら漢字も書けるように練習しました。
 発音が出来るようになって音読にも慣れてきた頃,自分の弱いところを確認するために中検4級を受験しました。あと数点で合格だったので少し勉強すれば次は合格すると思い続けて受験しましたが不合格。検定試験を受けることにより,文法の勉強も大切だと思い文法の本を購入し,わからない所は個人レッスンで先生に質問し,3級までは無事合格できました。いよいよ次は2級に挑戦しようと思った矢先,家庭の事情で勉強出来なくなりました。
 来年は中検も第100回を迎えるので,少しずつ勉強を再開しようと思います。目標を持つことで勉強する意識も高まり,理解が深まると勉強が楽しくなるので,来年中検を受験することが今の目標です。

中検第100回試験に向けて

水谷 和浩

 私が中国語の勉強を始めたのは,社会人になってから受講した地元の職業訓練センターが開催した中国語入門講座がきっかけでした。大学時代は,法学部だったこともあり,自然な流れで(?)第2外国語はドイツ語を選択しましたが,文法が難しくてかなり苦労しました。(私が大学に入学した当時は,まだ第2外国語で中国語を選択する人はそれほど多くなかったような印象です)。
 その後,地元の公民館での中国語サークルへの参加と,毎週のNHK「テレビで中国語」の視聴を中心に勉強を続けています。そしてここ数年は毎年台湾に個人旅行をして,中国語を使う機会を作るようにしています。
 中検を知ったきっかけはインターネットのホームページでした。準4級,4級と受験して無事に合格しましたので,現在3級の受験に向けて勉強をしています。
 中検の勉強は,主に過去問を解くことを中心に行っていますが,リスニングは難しいと感じます。私の場合やはり聴き取りの時間,経験が不足しているようです。これからは,いままで学習した文法項目の復習をしながら,リスニングの練習時間と中国語単語の数を増やして,3級合格を目指したいと思っています。
 このたび中検がちょうど100回を迎えるということで,良いタイミングなので第100回試験に3級受験の申込みをするつもりです。
 今後も楽しみながら少しずつ中国語の勉強を続けて,さらに上の級にチャレンジしたいです。

中検第100回試験に向けて

国立台湾大学 里見 明叡

 台湾大学中国語文学部1年生の里見です。僕は今年3月に9月から始まる台湾での大学生活に向けて何か中国語能力の証明書が欲しいと思い,HSKと同時に中検を初めて受験しました。準1級は面接があるということで弱腰になり,2級を受けたのですが,余裕を持って合格できたことを機に,面接に弱腰にならないぐらいスピーキングに力を入れ,また機会あるときに準1級を受けようとそのとき決意しました。
 そして今回の第100回中検。台湾現地での生活により培われた中国語スピーキング能力を武器に,晴れてめでたく中検準1級の合格通知書を手にできるよう努力を怠らず,また一方で中検を受けるその当日を待ちわびています。
 もちろん現在台湾大学で授業を受けているからといって「中国語で学習する」ことと「中国語を学習する」ことは等しいわけではないので,中検当日まで過去問を利用し試験対策にしっかり励むつもりです。ただ,「中国語で勉強する」ということは文字通り中国語で思考する必要があるので,思考の過程であまり使わなくなった日本語は徐々に衰えていく一方だという実感は日々確かにあります。他の中国語能力を測る検定よりも翻訳力を重視した中検は,自分の翻訳業を視野に入れた将来計画に適っているものであると同時に,今の僕の補強すべき点を指し示してくれるものでもあります。そのため,ただ第100回記念や過去に決意した目標のためだけでなく,実現したい将来の自分に対し今の自分がどれくらい離れており,またどのように近づこうとしているのか,その距離や速度や方向を測るためにも,今回の中検に全力で臨む所存です。
 中検1級を受験する未来はまだまだほど遠いとは思いますが,まずはその足掛かりの1つとして,今回の第100回中検準1級合格に向けてがんばります。

中検第100回試験に向けて

名古屋大学情報文化学部 別府 将吾

 祖父が中国にかかわる仕事をしており,幼い頃から中国語を学びたいと漠然と考えていました。大学に入学後,中国語を本格的に学び始めました。私を含めて受講生は皆,理系の情報学科の学生ですから,周りの学生は試験前の一夜漬けで賢く(?)単位を取っている中で,自分は流されずによく真面目に学習をできたと今となっては感じます。
 学内のスピーチコンテストで文系の学生ばかりの中でなんとか賞を取り,1学期の短期留学をすることが決まったときには,初めて行く中国に期待が膨らみ,たくさんの中国人と交流をしたいと思いました。その時に現在の自分の中国語レベルを知りたいと思い,初めて中検を受験しました。第91回(2017年3月)で4級を受験,無事に合格し,その勢いで続けて受験した第92回(同年6月)の3級は合格点に全然届かずに不合格。1か月の中国での充実した短期語学研修を経て,自信をもって受験した第93回(11月)もまさかの不合格。私は3級の壁にぶち当たってしまいました。
 3級の壁を乗り越えるために今度は1学期間の中国留学をしました。1学期もいると自分でも中国語の上達を実感できるようになりました。現地で中国人の友人もたくさん増え,彼らとの交流で生の中国語の勉強ができました。中国のITの発展も目の当たりにし,情報学科の私としては中国語以外での学びもありました。同時に,中国を知り,情報学科で学ぶ日本人として中国の情報技術と日本の技術をつなぎ,日本のITの発展に貢献したいという新たな将来の目標もできました。
 帰国直後の第95回(2018年6月)で念願の3級合格です。リスニングは驚くほど聞こえ,文章もすらすらと読むことができ,自分でも驚いたのを今でも覚えています。3度目の正直を実現でき,合格通知が家に届いた時の嬉しさは忘れられません。しかし,同時受験をした2級は不合格。再チャレンジの第96回(11月)でも不合格。今度は2級の壁が私の前に立ちはだかっているようです。
 あれからもう1年余り,私は大学で中国人留学生のサポートスタッフをし,日本でもたくさんの中国人の友達を見つけました。中国語学習歴は3年を超え,中検スピーチコンテストにも参加し,中国語の能力は着実に上達していると確信しています。今度の記念すべき第100回試験では3級に合格した時のように3度目の正直を実行したいと思っています。そして,学んだ中国語を生かして将来はITという分野から日本と中国を繋ぐことのできる人材になりたいです。
 末筆ながら,中検第100回おめでとうございます。書いてきた通り中検は私の中国語学習に取り組む大きなモチベーションとなっています。そして,第120回くらいまでには1級を取りたいと思います。そこまでの道のりは今まで以上に厳しいと思いますが,志を強く持ち,必ず成し遂げたいです。

わたしの中国語学習の原点

東芝環境ソリューション株式会社 佐藤 謙二

 こんにちは。私は中国語を10年以上学習している定年間近の会社員です。15年前に仕事で中国協力会社(広東省東莞市)への初めての出張があり,現地会社でとても衝撃を受けたことが私の中国語学習の原点です。
 出張先の職場は中国人ばかりですが,日系企業協力会社ということもあり,多くの人が日本語で話しかけてきました。彼らは,休憩時間・昼休み・終業後も熱心に日本語学習に励んでいました。自身の昇給・待遇に日本語能力も考慮されるため,必死なのです。まだ高校を卒業したばかりで中国各地から出てきた彼らが6人・8人部屋の従業員寮に入り,自身と父母や兄弟家族のためにひたむきに努力している姿に私はとても心を打たれました。一方,当時の私は当然,中国語は何もわかりません。“你好”“谢谢”だけです。彼らと中国語でコミュニケーションをとりたいと強く思いました。それ以来,テレビや書籍で中国語学習を継続しています。
 中検とのご縁は,2006年第59回(4級受験・合格),2008年第66回(3級受験・合格)になります。中国語力が付くにつれ,彼らとの会話が楽しくなり,ますますうまくなりたいと思いました。現在2級を目指していますが,不合格が続いて心が折れかけています。この度,記念となる第100回試験と聞き,これを機会に自分の中国語学習の原点に回帰して試験にチャレンジする意気込みを込め,寄稿した次第です。

第100回中検に向けて

M・Y

 私は20年前に中国語と出会いました。中国語は,短期大学の第二外国語でした。そこで2年間学びましたが,社会に出てからは特に中国語とかかわることなく過ごしてきました。
 数年前にスマートフォンのゲームを通して中国人と友達になりました。初めのうちはお互いの母国語や英語などで翻訳ソフトを使用しながらやりとりをしていましたが,そのうちに相手が日本語の勉強を始めました。どんどん上達していき,今では日本語でやりとりをしています。
 ですが,時々うまく気持ちが伝わらないことがあり,もどかしく感じて,私も相手の話す中国語を勉強して正しくコミュニケーションをとれるようになりたいと思い,今年の7月から中国語のサークルに参加して勉強を始めました。20年前の記憶はまったく思い出せず,ゼロからのスタートでした。
 教えてくださる北京出身の先生はとても熱心で真剣に私たちに中国語を教えてくれていますので,その気持ちに答えたいと思い,予習復習をするのですが,あまりはかどらず,どうしてだろうと考えたところ,はっきりした目標がないからだと気が付きました。それからは,中検合格を目指して勉強をしました。問題を解くことで,「何がわからないのか」がわかるようになりました。先生にも質問しやすくなり,助かっています。
 第100回で4級合格を目指すため,まず第99回で準4級を受験して合格したいと思います。そんなふうに少しずつ進めていき,ゆくゆくは中国の友達と中国語でスムーズに会話をすることを目標に学習をがんばりたいと思っています。

第100回中検に向けて

河村 喜美

 私は現在71歳ですが,定年退職した10年前から老後の楽しみとして中国語を習い始めました。きっかけは,定年の年に姉妹都市への中学生友好訪問団の引率をさせていただいた経験を機に,中国への関心が高まりました。内モンゴル自治区「呼和浩特市」との相互交流は,中学生にとって大変貴重な体験でしたし,私自身にとっても教員生活を締めくくる思い出となりました。その時は“你好!”“谢谢!”など挨拶ぐらいしかできず,全て通訳のお世話になったことが残念で,自分の言葉で簡単な会話ができたらもっと親密な友好関係ができたのではと思いました。
 退職後は,一念発起し,毎日ラジオの中国語講座,テレビの中国語番組,DVD,書籍などを熱心に勉強しました。
 中検には2度挑戦し,2011年に4級,翌12年に3級に合格できました。その後2級の過去問題を紹介していただいたので,取り寄せて挑戦しましたが,格段に難しく思われ,暫く挑戦意欲が湧きませんでした。しかし,その間ラジオ講座は欠かさず聴いて,多少は中国語に触れていました。また,日本に留学している台湾の留学生を日曜日のホームステイで受け入れたりして,わずかな機会ですが中国語に触れることを続けてきました。
 昨年西安に,そして本年11月下旬再び中国旅行に出かけました。日露戦争の激戦地でもあった『大連・旅順』4日間の旅でした。14名のツアーメンバーの皆さんはどなたもフレンドリーで気さくに旅行ができ,ガイドの方,ホテル,天候と全て満足できる旅でした。
 現地での中国の人たちのナチュラルスピードの会話はほとんど分かりませんが,買い物や観光地で何人かの中国人に話しかけ,簡単な会話ができました。日頃のラジオ講座の成果が少し発揮でき,嬉しかったです。同行の方々から「どのように中国語を勉強されましたか?」などと聞かれ,少し鼻が高くなる思いがしました。
 帰りの飛行機で日本へ観光に行く中国の男性と隣り合わせとなりました。「席が違っていませんか?」という会話から始まり,名古屋に到着するまで,日本のこと,中国のことなど,筆談も交えて楽しく会話が続きました。旅行の最後で,実に有意義な時間が過ごせました。帰国後,家族に旅行先での中国語会話の話をする中で,「暫く中検を受けなかったけれど2級への挑戦をしてみようか」と話したところ,ボケ防止にも役に立つからぜひと,背中を押されました。とりあえず,2020年3月の受験を新たな目標にして頑張ってみようと思っています。